いざ結婚が決まったらお互いの実家を訪問し、ふたりの結婚の承諾を得るのが「結婚報告」。
まずは親への挨拶を済ませ、結婚の日取りが決まったら会社や友人など周囲に報告をするのが
一般的な流れです。
報告をする順番は今後の人間関係にも影響する重要ポイントですので
準備とダンドリをしっかり頭にいれておくと安心です♡
①親への挨拶の日程調整と決定
2週間後の訪問を目安にして連絡をし、日程の調整。
男性の籍に入ることになる場合、先に女性の親にあいさつに行くのが一般的ですが
実家が遠方にあるなど、双方の親の了解が得られるなら逆でも問題ありません。
訪問の時間に指定がなければ、食事の心配をしなくて済む14:00~16:00頃がおススメです。
この段階で親がふたりの結婚を反対している場合は、
なんらかの不安が払拭できていないので、
不安をクリアにできるようふたりの間でもしっかり話合って。
②女性の親への挨拶(結婚の半年~1年前)
・身だしなみチェック
遅刻は厳禁!到着時間は余裕を持って。コートを着ている場合は玄関前で脱ぎ、
襟元を正すなど最終チェックをしてから一呼吸。
約束の時間ちょうどか数分前にベルを鳴らしましょう。
携帯もきちんと電源を切るか、マナーモードに。
・部屋にあがりあいさつ
初対面なら、自己紹介は家にあがる前に玄関先で、女性が男性を紹介するかたちをとるとスムーズです。
手土産を渡し、入り口から一番近い下座に座りましょう。
相手の親と初めて会う場合は「初めまして。○○△△と申します」と丁寧に自己紹介を!
時間を作ってもらったことに対するお礼も同時に伝えるようにしましょう。
・結婚の話を切り出す
しばらく歓談して場が和んでから本題に入ると程良く緊張がほぐれてスムーズに話に入りやすいはず。
一拍おいて姿勢を正し、改まってハキハキ伝えると好印象!
「結婚」という言葉は必ず入れて、決意と誠意を示しましょう。
結婚報告ではなく、あくまで「結婚を許してほしい」とお願いする言い方で、
相手の目をしっかり見て話すことも大切です!
・雑談後おいとま
結婚を認めてもらえたら、あとは楽しく歓談を。
盛り上がっても長居はせず、2〜3時間でおいとましましょう。
食事を勧められたら一度は遠慮するのがマナーです。
コートを着ている場合はすぐ着ずに玄関先まで持ち、スリッパは玄関の端にきれいに寄せて置きましょう。
女性の親からOKがもらえたら、今度は男性の実家へ。すでに親しくしていても、この日は特別。
気持ちを引き締めてのぞんで。結婚の第1関門クリアまでもうひとふんばり!
③男性の親へ挨拶(結婚の半年~1年前)
・玄関でごあいさつ
初対面の場合は、玄関先でまずは自己紹介を。
この場合ドアを両手で閉め、きちんと向き直ってご挨拶をしましょう。
靴は体の向きは変えずに脱ぎ、玄関に上がってから振り返り、しゃがんで靴をそろえるとスマート。
着脱に時間がかかるブーツやひも靴は避けたほうが無難です。
・手土産を渡す
両親に上座を勧められても、下座に座るのが無難。手土産を渡すときには「○○がお好きだと聞いていたので」
「近所で評判の和菓子で・・・」などひとこと添えると選んだ理由も伝わり好印象♡
手渡す時は、紙袋から出すのが基本です。紙袋は通常持ち帰りますが、申し出てくれれば処分をお願いしてもOK。
・結婚の話を男性が切り出す
女性の親へのあいさつと同じく、ここでも男性がリード。
男性が一通り話し終えたら、女性からも「よろしくお願いします」と一言ごあいさつを。
・雑談後おいとま
無事に終えたらしばらく雑談し、頃合いを見計らっておいとましましょう。
帰宅後にお礼の電話やメール、数日後までにお礼状を出すと、感謝の気持ちがより伝わってGOOD。
幼少時代の話、両親が結婚話など、思い出話は場が和むのでオススメ!
盛り上がりすぎて、大口を開けたり手を叩いて笑ったりしないよう注意しましょう。
④周囲への報告
≪友人へ報告≫
親に結婚を認めてもらったら晴れて友人にも報告開始☆
「親しき仲にも礼儀あり」をわきまえて友情にヒビが入らないように報告の仕方は慎重に!
・漏れがないようにリストを作って入念にチェック
・結婚式に招待する人、しない人で伝え方にも気を付けて!
≪上司への報告≫
・報告はまず直属の上司から!今後の働き方や新婚旅行の休暇取得等にも関わるので
会社の組織にも十分配慮して報告しましょう。
≪同僚や親戚への報告≫
・学生時代の恩師
まずは電話やメールで報告。もし結婚式に招待するのであれば電話か直接話してからお願いするのが礼儀です。
・疎遠の友人
交流があまりなくなっているようならメールや書面での報告でもOk!
お悔やみなど相手の状況が変わっているかもしれないことも十分配慮した上での報告を。
・仕事の取引先
仕事だけのお付き合いなら話題に出す程度で、事後報告でも構いません。
お祝いなど気を遣わせてしまわないようあくまでさらりと伝えましょう。
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報告の仕方で大切なのは心配りです♡
段取りを考え、準備をきちんとすることで、みんなから祝福される花嫁になりましょう!
(画像出典:pinterest)