結婚式で喜ばれる引き出物や引き菓子はどうやって選んだらよいのか、
新郎新婦にとっては悩ましいところかもしれません。

最近人気のカタログギフトをはじめ、引き出物の定番といわれる品物のブランドやランキングなども気になるところです。

★引き出物とは…
引き出物とは結婚式・披露宴の際に招待ゲストからのお祝い(ご祝儀)に対するお礼として配られる品々のものを指します。
地域や家の慣習によって差が大きいことも、引き出物の特徴といえるでしょう。
かつて、「引き出物」は披露宴で用意された料理の一部をゲストの家で待つ家族への手土産として持ち帰るためのものでしたが、
現在は、どのゲストにも一律に渡される「記念品」としての意味合いが強くなってきています。
一方、最近の「おもてなし」を重視するの傾向として、ゲスト(の個性)に応じた「贈り分け」をする傾向が増えてきているようです。
また、引き出物の相場につきましては披露宴の飲食費の3分の1を目安に考えるといわれています。

【実際にはどのような引き出物が選ばれているのか??】

◆カタログギフト◆
現在最も多く、引き出物として選ばれているのがカタログギフトかもしれません。
新郎新婦が選んだ引き出物は必ずしもゲストの趣味に合わない事もあり、ゲストに自由に選んで頂く方法です。

 

◆食器類・カトラリー類◆
根強い人気なのが食器類です。
かつては「割れる」ということでお祝いごとには避けられた品ですが、
現在ではおしゃれなブランドやデザインが優先して引き出物として選ばれています。
ただし、食器類はキッチンの傾向や好みがはっきりする場合が多く、個性が強いデザインよりは、「白」を基調にした、
比較的ゲストのお手持ちの食器類ともあわせやすいタイプを選ぶことが多いようです。

 

◆キッチン用品◆
実用性を重視して選ばれている品物です。

デザインよりも機能性を重視して選ばれる傾向があるようです。

 

◆バス用品◆
タオルは消耗品として数があっても困らないとも言われているため、引き出物として選びやすいかもしれません。
また、バスソープも主に女性ゲスト向きとして選ばれているようです。

 

◆インテリアや装飾品◆
新郎新婦の趣味や感動を共有したいと考えた場合に選ばれる引き出物です。

 

 

【ゲスト様に喜ばれる引き出物は??】

引き出物の中には、新郎新婦様の思いがそのまま伝わって喜ばれる場合と、率直なところ扱いに困ってしまうものがあるようです…

 

☆頂いて喜ばれる引き出物☆
ゲストがもらって嬉しいと感じる引き出物として、カタログギフトの意見が多数あります。
ゲストの好きなものを選べるということが嬉しいポイントのようですね。
またご自分では購入しないが、もらったら嬉しいブランドの食器なども嬉しいようですね。

 

※引き出物を選ぶ際のポイント※

①かさばらないこと
②消耗品であること

 

①かさばらない引き出物
多くのゲストは披露宴の帰りは公共交通機関を利用することでしょう。
また、料理でおなかが満たされ、女性ゲストの場合はヒールを履いているので、重くてかさばる引き出物を持ち歩くのは想像以上に大変です。
コンパクトな引き出物が喜ばれることを覚えておきましょう。

 

②消耗品の引き出物
贈られた引き出物がゲストの趣味に合えば喜ばれますが、合わない場合は困るだけになってしまいます。

その為消耗品等「使って(食べて)しまうと無くなるもの」は皆様に喜ばれるギフトといえるでしょう。

 

【引き出物の贈り分けとは??】

最近は「おもてなし」にこだわった演出が多くみられますが、引き出物の「贈り分け」もその一環といってもよいでしょう。
「贈り分け」とは、ゲストの立場や好みに合わせて、あるいは性別にわけて、引き出物の種類を替えることを指します。
また、頂いたお祝いやご祝儀の金額の多少に比例して「ランク分け」をすることも含まれます。
親族様や主賓からのご祝儀は高額である可能性が高く、引き出物の額を全ゲスト同じにしてしまうと失礼にあたる場合も…。
多くのご祝儀をくださるゲスト様には、他のゲスト様よりもランクアップした高価な引き出物を選ぶと、ゲスト側の満足度も高くなるでしょう。

 

※贈り分けをする際のマナー※
引き出物のランクに違いがあることは周囲から分からないようにします。
明らかに違いが分かるような外観であると、受け取る側はまわりの視線を浴びて肩身の狭い思いをするでしょう。
どのゲストにとっても、気持ちよく引き出物を受け取ることができる配慮は必須です。

是非いつまでもお客様の思い出に残る引き出物を選びましょう。

 

(画像出典:pinterest)